ヴィクトリアマイルといえば2000万馬券。あれを見てから、このレースはまともに買えません。どうにかして荒れさせようとしてしまいます。
ボートレース宮島の予想紙ブイにもある通り、勝手に穴レースなんて作っちゃいけないわけですが、いやいやしかし、夢を追ってしまうものです。
あの2000万はもう5年前ですか。JRAのホームページからも来年は消えてしまいます。
今年は荒れるのか。荒れるとしたらアーモンドアイが飛ぶことになりますが、そんな事が起きるのか。起こすにはどうしたらいいのか。
そればっかり考えていたのですが、どうにも荒れてくれません。
スローもスローに落とせば、残れるかもしれないと考えました。
ただ、アーモンドアイはすごい切れ味も持っていますので、みんながスピード全開で上がれるというペースの恩恵よりも、隊列が短くなった結果アーモンドアイが差す距離が短くなるという恩恵が上回り、アーモンドアイが勝ちそう。
スローかつ内に閉じ込めようにも、枠順が6枠12番ということで外の方。
更に外にいる馬はトロワゼトワル、コントラチェックと、ハナ方面に一目散ですしスカーレットカラーは下げてためるだけ。
アーモンドアイぐらいの位置にいそうなのはノームコアとサウンドキアラでしょうか。でも、それよりは前に行くか、邪魔されれば下げて外を確保すればいい。なにしても外を回されるので邪魔はなさそうです。
ディープインパクトのように、安全に大外を回してぶっこ抜いてきそうですから、スロー作戦は難しそう。じゃあ…
じゃあハイペースでどこまでいけるかという選択肢でしょうが、これもどうなのでしょう。
マイルという距離に一抹の不安は感じますが、速いペースのジャパンカップで番手から突き抜けていますし。。。安田記念でものすごい足を使っていましたが、差し脚はあるわけです。
捕まらないぐらい逃げようにも、ルメールはアーモンドアイの自力を信じているでしょう。
そこらの馬やったら、人気を背負っていると、自分から動き出して目標にされたくないという思惑も出そうですが、アーモンドアイですよ。目標にされたとてやられるとは思わない。自分から捕まえに行って前を掃除してしまうでしょう。
こうなってもアーモンドアイが勝ってしまいます。
前が残りそうでも一頭だけ突き抜けるし、前が掃除されてズブズブになっても突き抜けてくる。どうしようもありません。
本命は12番のアーモンドアイです。
それ以外を考えます。あとはアーモンドアイ以外の展開を考えていきます。
対抗は7番ダノンファンタジー
阪神牝馬ステークスに+22kgという、衝撃のトライアル仕上げで出てきたときはびっくりしましたが
それでいて5着に粘り込んだのは、評価できると考えました。今回はバッチシ仕上げていい体つきで出てくるのではないでしょうか。
そうなると、番手から抜け出す、この馬の競馬が炸裂しそうです。
秋華賞で負けたり桜花賞で負けたり、3歳以降大事なところで負けてるのは気になるし、だからこその6,7番人気なのでしょうが。厩舎もあれですし。
それでも強いと思うので、対抗に指名します。
前で決まるレースになるのなら入ってきそうです。
3番手に4番シゲルピンクダイヤ
差しがハマるならこの馬かなと。東京は初めてですが、最後の切れ味は眼を見張るものがあります。
爆発的な切れ味を東京でいかんなく発揮するスカーレットカラーが8枠に入ってしまったので心配。内枠を引いたこの馬の切れ味の方に期待します。
雨上がりは内からよくなる気もするし。
今年に入ってからこじらせているのは気がかり。
4番手に2番ビーチサンバ
クイーンステークスでしたか、いい差し脚を見せてくれました。差しに回ってもいいですし、ローズステークスのように番手でもそこそこ見せてきます。
どちらに回ってもいい脚質で、いい枠を引いている。これは買いたいなと思います。
5番手にメジェールスー
ミナレットが忘れられないのです。
オープン初挑戦でいきなりG2に出てきて伸びあぐねた前走の阪神牝馬ステークス。
あれから更にレベルが上がるG1で買えるのかと、かなり言われましたが、買いたいんですよ。
まず、ジョッキーがいいですね。岡田祥嗣が乗ってきます。
潰れた福山競馬のリーディングをとったことのあるジョッキーです。佐賀に遠征したときに、瀬戸内の総大将とか呼ばれていましたね。
福山、潰れる年の1月に一回行ったことがあるんですよね。
いい感じでした。おばちゃんから買う窓口が多いし、レースごとにしか買われへんし。
締切になったら窓口が閉まって、レースが終わってしばらくしたら窓口が開いてまた買える。いいレトロ感でした。
福山が潰れて7年ですか、そこのリーディングジョッキーがJRAに来て掴んだチャンス。ものにしてほしいですね。今週はこの一鞍にすべてをかけてきています。
これがジョッキーへの思い入れからの買う理由。
馬の方を見てみると、こちらも買いたい理由が出てきます。
この馬、前走がオープン初戦だったのですが、スタートそこそこから、そこそこに位置につけて、そこから抜かれる一方と、見どころのあまりないレースでした。
でも、今回はペースに慣れて、距離にも慣れて少しは前進しそう。
1200mで連勝してオープンまで来ましたが、2番手につけているんですよね。
1200mのペースで前に行ける脚はあります。今回はマイルですから、本気で前に行けばいいところにつけられそうです。
いや、ハナまであると思います。
阪神牝馬でため逃げがきかなかったトロワゼトワルがどの程度のペースで行くかわかりませんが、叩いて死ぬ気で逃げてみないでしょうか。
雨上がりですし、パンパンではないから、そんなに速くはならない気がするんですよ。そうすると無理しなくても行ける気はします。
トロワゼトワル、あと、コントラチェックと逃げたそうな馬はいますが
メジェールスーと岡田がガシガシ押して行ったときにそこまで深追いしますかね。
おそらく、行かしておいて、自分たちは離れた2,3番手で実質先頭みたいな競馬をすると思うのです。
そうして離していければ直線に向いて大チャンスが巡ってくることはありませんか??
大逃げがいて、番手に逃げ馬がハマっていてそいつが全速で追いかけている、後ろから来る馬は外なり内なり、前を処理しながら追わないといけない。
チャンスが巡ってきませんかね、ミナレットのように。
藤原英昭厩舎はパドックでも最後まで調教師としっかり離しているし、展開の指示とか細かくしている気がします。
今回もしっかりと勝つためのの道筋を岡田と話しているはずです。
お母さんはエイジアンウインズなんですね。
これは朗報です。お母さんが勝っているんですから。母娘2代で制覇なんてあるかもしれませんよ!!
あ、でもお母さんは距離を伸ばしてきたのは一緒やけど、連勝できてたなぁ。阪神牝馬でしっかり勝ってたわ。
うーん、でもまぁ母親が制したレースですし。夢がありますね。
母親みたいに末脚がきくわけやないんやから、33秒台なんて無理やろ、逃げてどこまでやれるんや。そこに期待します。
この馬が最低人気じゃないんですね・・・それもあって狙ったのに。
アーモンドアイが有馬の敗戦で気を悪くしていて、ドバイにつれてかれたのに走れずに気を悪くして、なんてことのないように願います。
一回崩れた馬たちを指名してるので、機嫌を損ねてしまっていないか気がかりです。