ダート競馬の再編に伴い、川崎記念が4月に移り、今年度の記念競走の開催がないためか、12月に川崎記念のかわりのような形で行われる神奈川記念。
この一発だけで次はいつ行われるかわからないので、ぜひ紙の馬券がほしいですが
川崎まで行けないので
京王閣にするか水道橋にするか
とにかく紙で発券しないと。
この神奈川記念、川崎記念の代替かと思っていたのですが、
重賞だけど格付けがない(これは、元になるレースがなくて格付けできないからしょうがない)
距離が2100mからマイルになる(なんでや)
あと、斤量の設定も面白いですね
地方所属馬と中央所属馬で違いますが
地方は総獲得賞金を使い、中央は収得賞金を使って負担重量の計算を行っているため地方馬のほうが負担が重くなっています。
収得賞金は1着、重賞なら2着までがゲットですから、いくら賞金が安い地方競馬とはいえ収得賞金のほうが少なくなります。
番組はここで確認できます。
https://www.kawasaki-keiba.jp/info/news/pdf/kettei(R510).pdf
番組を見る習慣はあまりなかったのですが、今回の負担重量はあまりにも分からなかったので調べました。
基本は
3歳55kg 4歳以上56kg 牝馬は2kg減 (南半球産の3歳は1kg減)
加増は
JRA 収得賞金1600万円超過馬は超過額1200万円ごとに1kg増
地方 総獲得賞金額 3歳1500万円ごと 4歳2000万円ごと 5歳以上3000万円ごとに1kg増
負担重量の上限は3歳59kg(牝馬は57kg) 4歳以上は60kg(牝馬は58kg)
ということで、3歳馬を見ると
人気のユティタムは55kg (収得賞金1900万円のため加増なし)
最内枠のポリゴンウェイヴは58kg(総獲得賞金が5774万円 1500万円ごとに1kg増えるので3kg増)
ということになりJDD4着のユティタムが
今回の川崎マイルの重賞クラウンカップ勝ち馬のポリゴンウェイヴより3kg軽くなります。
ユティタムの総賞金は3973万円なのでどちらにせよ1kg軽くなります。
バーデンヴァイラーは重賞を勝っていますから収得賞金を稼ぎがち。6500万円の収得賞金なので1600万円から4900万円の超過で4kgプラスで上限の60kgです
番組って普段あまり見ませんが、色々書いてあって面白いですね。
神奈川記念は11頭立てでJRA6頭vs地方5頭で中央のほうが多いです。交流なのはわかるけどJRAのほうが多いのは許せんって思っても
番組を見ると地方選定馬8頭、JRA選定馬6頭の14頭が出走可能頭数とされているので、たんに地方馬が来なかっただけです。
まぁ負担重量が増えがちな条件で作られているレースですから、地方馬は出にくいですよね。
ということで、番組の話をしてから本題の予想です。
昨日の全日本を見た感じ、ある程度前の方にいたほうが良さそうです。
逃げるのは最内枠からポリゴンウェイヴ
その後ろを取り合う展開になろうと思います。
本命は3番キャリックアリード
ポリゴンウェイヴの後ろをすんなり取れそうです。あとは外からくる馬たちに合わせられるか。川崎はとんでもなく小回りなので対応も求められますが、中央で比較的小回りの福島で勝てているのでなんとかなるでしょう。
外に張る感じならそれはそれで後続をブロックできるので良いかもしれません。
川崎のコースをよく知っているジョッキーを乗せてきましたし負担重量も軽い、ここは勝つチャンスでしょう。
対抗に6番オマツリオトコ
ユティタムより1kg重い斤量を背負わされますが、園田の重賞を勝ち全日本で2着、佐賀のサマーチャンピオンでも2着。収得賞金を積んでいます。
JDDではユティタムに先着を許しましたが今回はマイル戦。短い距離のほうが得意そうなので、ここは逆転できると見ました。負担重量が重くても大丈夫。
3番手に11番ニューモニュメント
後ろすぎる気もしましたが、川崎記念3着もあるし、このコース、急カーブは問題なく追い込みの加速ができそうです。先行勢が混雑しペースが上がるなら最後の直線あたりでバテたところ、ひとまくりで抜いてしまうかもしれません。
4番手に2番フォーヴィズム
オープンに上がって頭打ち感があり地方に来ましたが、そんなに悪いとは思えないのです。
南関東のジョッキーを乗せて、位置取りもうまく行けばまだまだやれそうです。
人気がないのでこのあたりが来ると嬉しいなというスケベな狙いでもあります。
ユティタムが飛ぶと見ているので、配当は少し期待できるかな。
川崎行きたかったなぁ