埼玉新聞栄冠賞。なぜでしょう、埼玉新聞をいれずにただ栄冠賞と呼ぶことがありません。産経賞とか冠レースでけっこう忘れられるケースが多いけど、このレースだけは忘れません。このレースが来ると秋が深まってきたなと感じてくるわけですね。では、予想です。
全馬58kgという斤量ですね、これだけ重めに斤量が設定されているのは珍しくないでしょうか。斤量の条件見てないですが、それだけみんな賞金を稼いでいるんですかね。
本命はディアドムス
2歳のダートチャンピオンが前走から南関東へやってきました。G1を勝ったその後は準オープンを一回勝っただけ、馬券にもこの勝ったレース以外に1回からんだだけと、厳しい戦績で移籍してきました。
南関東のオープンって、中央のオープンでもそこそこやれてて、勝つまで手がちょっと届かない、そういう馬たちが活躍しているところなので、準オープンを勝ってオープンに来ただけという馬には厳しく、このディアドムスも格としては厳しそう。
でも3年前には世代トップになった馬ですし、前走は後ろからでしたが、うまく前の方、中団につけられれば正気は見いだせるかもしれません。前走に引き続き名古屋のトップクラスのジョッキー岡部誠を配して来ました。大外枠と、枠も不利ですが、秘めた?うまく発揮されていない力を引き出せれば、G1馬です、覚醒するかもしれないなと期待しての本命です。
広告
対抗にカンムル
前走戸塚記念を勝ってここへ出てきます。浦和のニューイヤーカップで3着、その後雲取賞を勝ってクラシックへ向けてきましたが、クラシック前哨戦クラシックの2冠目までとなかなか結果が出ませんでした。しかし、8月から急に上がってきて黒潮盃でブラウンレガートに離されましたが2着、そして前走の戸塚記念で重賞初制覇となりました。
後ろからでも前からでもどこからでも競馬しているというのは好感が持てます。どこからでもそれなりに、どんな展開でもしれなりに。非常に馬券を買いやすいです。ただ買いやすいんですがハマった馬が出てくるとやられる可能性がある。ディアドムスがハマってくるんじゃないかと見ての対抗です。軸にはもってこいです。
3番手にタマモネイヴィー
対抗のカンムルと同じ小久保厩舎から。中央準オープンで頭打ちの成績から今年の冬に転入してきました。転入直後は人気するものの惜しい競馬が続いて結果が出ていませんでしたが、ここに来て重賞で馬券に絡んだりと調子を上げているようです。川崎開催からの連闘とはなりますが、前走力強く勝って、メンバーは重賞ということで強化されますが、勢いに乗ってどこまでやれるでしょうか。
4番手にタイムズアロー
今年の春はフジノウェーブ記念2着や京成盃グランドマイラーズなど使われていましたが、たぶん距離が長いほうがいいと思うんです。馬券にからんじゃっているので短い距離がだめだといいませんが、長いほうがより良い成績じゃないですか。
昨年の勝ち馬ですし、この距離になって再び上位に食い込んでくるかもしれません。前走まで3戦続けて短いところでやってきたので、今回少し伸びて馬がしんどくなるんじゃないかと思って印を下げました。あれ??ゴールじゃないぞ??ってなってしまうんじゃないかと。