ゆるストリームと子育て馬券

そのへんのおっちゃんです。 そのへんにいるどこにでもいるおっちゃん。 第三子が誕生し育児休業中。 エクストリームはできないのでゆるストリーム そして3児を育てるための公営競技予想

競馬はいますぐに依存症対策をせなあかん、カジノとは関係なく自主的にやらんとあかん

 

www.kosodatebaken.net

 夕方にこんな記事を書きましたが

ギャンブル依存症って、ほんまに対策とらんとあかん問題やと思ってます。

政争の具にするようなもんではなくて、すぐに対策とるべきやと。

 

なんでこう思うのかというところと

タイトルの提案に至る経緯を。

経緯

海外競馬に興味を持ったことが、この問題に取り組まんとあかんと思った始まりです。

2010年ぐらいから海外競馬をよく見るようになりました。

香港ならhkjc

ヨーロッパならwilliam hillとかのブックメーカーとracingpost

オーストラリアならracing.com

それぞれ見ていました。

すると、やたらとトップにPlay ResponsibilityとかResponsible Gamblingとか書いてるなと

行きすぎないようなブレーキをかけようとしてるなと思いました。

一方の日本、JRA,NARでそんな話聞きません。

売る方に関しては溢れていますが、ブレーキについては何もない。

これってどうなんやろと思いました。

ギャンブルって日本ではとくに、ただでさえ悪いイメージがあるわけです。

ちゃんとしたもんですよ、安心なものですよ

そう思ってもらうためにも、このブレーキ、必要やなと思ってました。

 

各国サイトの依存症対策

hkjc

香港はこんな感じで、各ページの下に出ます。

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画像はhkjcのトップ

www.hkjc.com

ここからとりました。

スマホはこんな感じ

ページはこんな感じ

主頁 | 有節制博彩 | 香港賽馬會

Home | Responsible Gambling | The Hong Kong Jockey Club

いろんなキャンペーンなども行っているようです。

 

williamhill

トップページの下にResponsible Gamblingと書かれていて

そこでリンクに飛ぶと

最高賭け金の制限方法などが書かれています。

そして

www.gambleaware.co.uk

このGambleAwareのページへのリンクが設けてあります。

 

racingpost

一番下にGamble Responsibly

というところがあり、リンクが貼られています

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この画像もトップページから

beta.racingpost.com

racing.com

トップページの一番下から

responsible wageringというページがあります

www.racing.com

こうやって各国あるわけです。

 

日本

でも、日本は

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馬券は20歳になってから、あとは詐欺に注意と

被災者支援やってるから許してーやぐらいなもんか。

 

騒ぎたい人がカジノと結びつけたギャンブル依存症

いや、結びついてもいいんです。でもカジノだけの問題なんやろかと

カジノ解禁を止めるため、法案を廃案に追い込むための話として

依存症の実態を出すのはわからないでもない。

でも、そこでとられた行動は

依存症対策をしようやという話ではなかったんですよね

問い詰めるためには出てきたけど、本気で対策しようとだれもせえへん

IR法案の瀬戸際外交的な審議というじゃれ合い騒ぎ合いのためのダシにされた

そうとしか思えません。

だって、この問題、現状ある賭博をすべて廃止せな解決できひんやん。

少なくとも公的機関でないところがやっている

大量のパチンコについては廃止せえやってなるやろ。

なんで、それは言わんのやろ。

 

それはたぶん、今国会の目玉法案IR推進法に対して

なんらか結果を出そうとしましたよってアピールしたい議員と

評論批評をやってますよってしたいなんとか家みたいな人たちのネタに

ちょうどハマりが良かっただけで、問題解決なんて誰も望んでなかったからでしょう。

 

www.huffingtonpost.jp

日本は患者が多いけど、なんでってとこまで踏み込まへんし

政府として対策はないと言われて、マウントを取って畳み掛けるけど

解決策を出さへん。俺もこんな仕事したいなぁ・・・・

 

ギャンブル依存症対策は参加者を守るために必要なのです

物理的に助ける目的もあります。依存症にならへんように助けると。

しかし、周りの目から助けることもできます。

前からギャンブルというものは汚いもののようにみられてきました。

パチンコはやらないので知りませんが、競馬については

競馬をやってるだけで周りから心配されます。

趣味にアホみたいにお金を使っている人間からも心配されます

金銭的にましな使い方でもギャンブルと言うだけで心配されるのです。

そういった汚いものを見る目も、

対策が取られ、節度を持ってやってると思ってもらえれば

少しは軽くなるのではないでしょうか。

 

妻の母親から競馬をやめろと言われましたが、

そんなん言われる筋合いはないといえるかもしれません。

お腹の中の子供に、産まれてこないほうがいいんじゃない?というような母親より

競馬をやってる24歳のほうが悪かったのですが

それが少し風向きが変わるかもしれません。

 

依存症対策は、本人を救うだけでなく

本人の周囲の人達の目からも守ることができ、安心して遊んでもらえるので

必要なものです。

さらに、遊びやすくなることで事業者にとってもいいことがいっぱいあるはずです。

本人も事業者もいい、Win-Winです。

 

ギャンブルをしたことがない人が主催してるから何もしないのか

JRAと仮定すると、新卒で人を取っていて、中途とかあまりとってなさそうです。

そして、就活生には有名な話ですがJRAは給料が良いです。

自分も説明会に行きましたが、競馬してない真面目なお金目当ての子たちが

わんさかわんさかいましたよ。

無料チケットが貰えるのですが、同級生からいっぱいもらいました。

 

競馬を楽しんだことがない人が多いんですよね。

昔は学生が競馬をしたらあかんかったから少ないでしょうし(建前的には)

いまは真面目な子たちが優良企業やーって叫んで向かうので

おそらく経験は少ないでしょう。みんなボランティアとかやってたんでしょ。

 

JRAに限らず他の公営競技は公務員がほとんどですし

やはりやったことがある人が少なそう。

 

やったことがない人がやっているので

ただただ売上というものにしか向かわないんですよね。

地方競馬の廃止のときも、ただ収支が問題になってたところを見ると

やはりお金儲けができればそれでええとなっている。

 

売れればええという考えはあかん。これはどんな業界でもそうやと思います。

責任もって売る、それが公営競技業界は足りないのかなと思います。

 

また、経験したことがないから

遊んでる人がどういう目で見られているか、どういう生活をしてる人が多いか

そんなことがわからないんやと思います。

どういうことをすればもっと遊びやすいか、安心できるか

周りにアピールできるかも考えられへんし、

これだけギャンブル依存症が騒がれてるのに

自分からなんも対策を取らんのやと思います。

 

でも、なにか批判に晒されたらすぐに対応するのがいまの流儀

国の法案や自治体の責任なんかに任せず

ギャンブルを売ってる事業者として対応することがいいのではないでしょうか。

 

どういう対策をするのか

対策としては序盤に書いた他国のように依存症対策のサイトを用意する

支援者団体へ支援をする

治療環境の拡充への尽力

これぐらいしか実際にはできないと思います。

いまは無防備にほったらかしですが、

賭けるのはほどほどに、といった言葉を張り巡らせる

目に見えるようにしておくだけでいいと思います。

酒とかタバコもそうやし。

それぐらいしかできないとも思います。

 

MAXの賭け金を制限するのもナンセンスやし

債務者にさせないとか考えても、そうすると買うときにIDの提示とか必要になる

そのための設備に莫大な費用がかかってくる。

お金をあまりかけずに適度にプレッシャーをかける

こんなところじゃないでしょうか。

あまり厳格にやりすぎると楽しさを損なうし。

 

楽しみは保持しつつ、他国と同等の対策まで持っていく

これを早急にやるべきではないでしょうか。

香港の馬券も売るようになったんやし、

まずは香港ジョッキークラブのいろいろを見習ってみてはどうでしょう。

叩かれへんようにすることも大事なんやから、早急に。