東京新聞杯、きさらぎ賞と真冬感のある重賞が東西のメインで行われたあと、節分の夜は高知です。豆を喰らいながら、高知の重賞に挑みます。
黒潮スプリンターズカップは1300mの高知の重賞、9頭立てで行われます。園田、佐賀、笠松から1頭ずつ参戦してきます。
佐賀のロードメビウスは佐賀でも勝てていないので難しいかもしれませんが、笠松からくるストーミーワンダーは期待できそうです。
未勝利から連勝で駆け上がってきて少し頭打ち感が出ましたが、ここ2戦連勝、前走は重賞で勝ってきました。
それよりさらにすごいのが園田から来るエイシンバランサー。昨年、佐賀の交流重賞で勝っていますし、ストーミーワンダーと2回あたって、2回とも圧勝。高知のサクラレグナムも撃破しての笠松グランプリ勝ちがあります。
迎え撃つのは高知のスプリント界の大王、10歳になったサクラレグナム。高知では3戦負けなし。ここで遠征勢を抑え込んで黒船賞に向かいたいところでしょう。
さぁどう印を回しましょうかね、予想です。
本命は4番のエイシンバランサー
サクラレグナムのまつ高知へ乗り込む。長距離の移動があるから不利でしょうが、それをはねのけると見ました。
サクラレグナムとはここ3戦ぶつかっています。
3走前 東京盃 エイシン10着 サクラ8着 2頭の着差 0.4
2走前 笠松GP エイシン 1着 サクラ2着 2頭の着差 0.4
前走 兵庫GT エイシン 9着 サクラ4着 2頭の着差 1.1
勝ったり負けたりを繰り返しています。順番的には次はエイシンの番。そういう理由で本命にしたのもあります。
前走は斤量が4kg差あったので、それも響いたと見ました。強くこれだ!!と言い切れるものはありませんが、位置取りはサクラが前でエイシンが後ろでしょう。
交流重賞では中央場が目標でサクラを狙う競馬ではありません。今回はサクラさえ抜かせば勝てる。そんなレースでしょうから、しっかりマークして差し切ってくれると考えました。
対抗に8番のサクラレグナム
地元高知では負けていないというのは魅力です。前にいる馬を直線に入るぐらいで楽々捉えてあとは流す感じのレース。高知の短い距離では一番強いのでしょう。
今回は他の地区から強そうな馬がやってきます。そのときにどうでしょう。
強いのはバレていて、しっかり後ろからマークされる。しんどい気がしたのです。
でも、対抗以下には落とせません。
3番手に5番のストーミーワンダー
昨年一気にオープンまで上がってきた勢いのある馬です。ゴールド争覇、笠松グランプリと崩れましたが、その後連勝中。前走の白銀争覇で重賞初制覇。
勢いに乗って高知にやってきます。逃げるであろうサウスキングの後ろにつけて、3コーナーあたりからまくっていって、どこまで粘れるかという競馬になるのではないでしょうか。
さすがに、エイシンバランサー、サクラレグナムの交流重賞で掲示板を確保できる組に勝つのは難しいでしょうが、3着争いなら最上位なのではないでしょうか。
いや、エイシンとサクラが後ろで牽制し合えば、残る目まであるのかも。
4番手に6番のナムラバンザイ
前走は今回大外枠に入っているサウスキングにぶっちぎられていますが、今回はそのサウスキングが逃げる想定で、このメンバー相手に逃げるのは相当に辛い。
そうなると逆転の目があるのではないでしょうか。
モンドクラッセ、グレナディアーズに1300mは距離が短すぎると思う、サウスキングはしんどい。となると、この馬ですかね印を打つとしたら。
どういう首位闘いになるか、楽しみです。