バスケのBリーグ、来シーズンからリーグが再編されることになり
成績による昇降格がなくなり、入場人員や事業規模で所属するクラスが決まるようになります。
一番上はBプレミア、B.PREMIER
コート内の外国籍の人数とかいろいろルールが変わるともいわれていますが
象徴的なのが各所にアリーナができたり改修工事に入っているところ。
川崎のホーム、とどろきアリーナは2階席の上のほうに個室ができました。



火も出ますし、LEDになったので完全に暗転してからの復帰も速くなっています。

今年できたトヨタアリーナもすごいですね



入口からビジョンがうっすら見えるので期待感が増しますし

入口入ったところの景色がこれ。
コートがバーン!!
2階席だったのですが傾斜があるので近くに見えますし

コートもあります。

ただ、プレミアを目指しつつもアリーナがだめとかで
プレミアの一個下のB.ONEになる現在のB1チームもあります。
越谷アルファーズ。
入場人員は算入期間にB2にいたこともあって足りてない
アリーナはこんな感じの体育館ですから満たさない。


1階席は硬そうです。
ただ、見やすいっちゃ見やすいんですよね。
演出の幅は狭いでしょうし、観戦環境もよくはない。
けどB1で戦っているぐらい強いのです。
事業規模ベースのリーグ運営というのはわからんでもないのですが
成績じゃない昇降格が可能になる。
その場合、競技レベルの優劣がかなり大きくなるということはないのでしょうか。
サラリーキャップがあるといっても
30チームに迫る勢いのBプレミアです。日本の選手層の厚さを考えれば、足りない気がします。
育成から取り組まないといけないのではないでしょうか。
と書きたい話からずれてしまいました。
現トップのB1、その下のB2であれば昇降格があるので毎シーズン上位争いに食い込めるか、降格から脱出できるかなど楽しみがあるのです。
しかしB2扱いのBワンになったとして
集客とかどうすればいいのでしょうか。プレミアのチームがそれなりの距離の場所にあって選手のレベルも高いとなれば
近場の少しランクの落ちるところよりも少し足を延ばして見に行かないでしょうか。
昇格降格の概念もなくなるので、下部リーグの優勝争いってどこまで盛り上がるのでしょうか。
たしかにそのカテゴリーでは強いけど、上に別枠として強いチームが囲われているわけです。
サッカーの天皇杯のように、ジャイアントキリングのチャンスがあればいいでしょうが、バスケ天皇杯もどうなるんですかねチャンスは少なそう。
お客さんを集めて売り上げ立ててアリーナがあればプレミアへ
となるのですが、今回のフォーマットはお客さんを集めるのにも苦労する階層の付け方をしてしまっているのではないかと思います。
確かにプロですが、2部。それも上に上がる緊張感や下に下がる緊張感のない2部
地域密着でと言ってそれなりに集められるかもしれませんが。
リーグ自体、協会自体が、プレミアは格上で世界有数のプレーを見られるリーグにする
と言っている手前、Bワンはやはり苦しいのではないでしょうか。
昇格事由が人を集めること、確かに人を入れればいいのですが……
呼ぶためのコンテンツは永久の2部という状況、難しくないですか。
チームが勝つことを祈りながら応援はするもののゴールがわからんなと思っての愚痴でした。
ちなみに茨城のアダストリアみとアリーナも改修中ですが
なんでこんなきれいなでかいビジョンを備えて光の演出もあるアリーナで
ただVIP席がないだけでプレミア入れないって脅されなあかんねん。
貴賓室、大事なのはわかるし
成績ではなく事業規模のリーグですから太客、太いスポンサー見つけの場は必要なのはわかるのですが。。。





