ものすごい勢いで発売前から燃え盛っている三笠書房の
困った人をうまく動かす心理術
|
ついに著者の肩書まで燃やしていて面白いなぁと
でもわかりやすいなと思うのは、数年前に出たこちらは燃えない
|
権力権威といい方なのかなと
あとは、「困った人」を燃やしている人はハーバードビジネスレビューなんて見ない。
とか思いつつも、理由は全く違っていて
三笠書房の困った人は、あまりにも具体的に書いていて、あまりにも病気という点にフォーカスを当てていて、あまりにも病気の人がそこにいて迷惑をこうむっている感がある。
そしてそれは共感する、被害を受けている感がしている人が多い気がするもので
これがまかり通ると困る人も多い。だから燃えたのかなと。
わかりやすく具体的に、そしてみんなが嫌う類型化。類型化できる人ほど類型化を嫌うんですよね。誤差だとしても、正確にとらえてほしいし、正確にとらえるコストを払ってほしい。
いろんな思いが混ざって攻撃されているのかなと。
著者側のほうの、マジ迷惑してるから、という怒りにも似た感情の温度が見えるのも燃えやすかったのかなと。
あとは動かし方がよくなかった。
マネジメントと書けばよかった。
やっかいな人のほうは
病気の人にはフォーカスを当ててない。病気っぽい類型のものもあるけど
マネジメントの本ですから、病気の人は置いておいて、
正常系の人にフォーカスを当てている気もするし。
病気もひっくるめて、こんな場合に結果を出す対処法を、温度感を出さずに教えてくれている。
純粋にマネジメントをしたくて求めている本なんだなと思います。
言い方って全部そうなのかなと
困った人のほうは、
・自分の感情が表に出すぎている
・悪いことの原因を病気という枠で具体的に特定してしまっている
とにかく冷静に書かないといけない。ぼやかさないといけない
そして
・カウンセラーに権威がない
・総じて自称の職業
ハーバードビジネスレビューはそれなりの権威が書いています。
よくわからん人が攻撃的なことを、大っぴらに公開したのが燃えた原因でしょうから
自分みたいな弱小の日記を書いている人なら燃えない。
でも気を付けるべきは
できるだけぼかす。ぼかして対象を見にくくする
権威をつける、自称ではない権威を
言いたいことはあるけど、言い方に気を付ける
言ってることは合ってるよね?と正論確認されることが多いけれども
言ってることは文字では合っていても、言い方やトーンがずれていればそれは間違い
しっかり理解しとかないといけないなと。