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今村大臣発言の何があかんかったんか言語化して説明してみる

各所で話題を振りまいて、最後にとんでもないことを言い放って辞めていった今村復興大臣ですが、あれの何があかんかったんか、説明できるのか試していきたいと思います。

感覚で絶対言うたらあかんことやけど、なんであかんのか。考えてみます。

自分の思いとしては

人をものと同じ見方をしたのが悪い

人の命を物質のように数えたのが悪い

というところです。

 

 

なんで言語化しておこうと思ったのか

感覚でもってこんなのあかんやろと理解できる話ではあります。

けれども、言語化して理解しようとしたのは子供がいるからです。

1歳と1ヶ月になるかならないかで、まだ言葉が出てきませんが、そろそろ話し始めるはずです。話し始めればいろんなことに対して「なんでなん」って聞いてきます。それにこたえられるようにならないと。

雨がどういう仕組みで降るのか。もちろん空が泣いているとか怒っているとか。情緒面を育てる上では必要でしょうが。ちゃんとした理由を説明できる力も必要なのかなと思います。

理由がわかれば類似のことについても考えられるようになるし、考えさせるときに親としてヒントを出すときにも使えるのかなと思います。

 

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何があかんかったのか

今村さんの思考回路を考える

おそらく、今村さんは会社の社長的な感じに思っているんでしょうね。

何か問題が起こったときに被害額と被害施設を比較して判断しています。経営判断、そしてそれに対する感想としては間違っていないのかもしれません。

規模だけで考えるとたしかに 東京など首都圏>東北 という図式は成り立ちます。

東京であれば国の機能がほぼ停止してしまっていたでしょう。

東北だから他の地域と首都圏が頑張って立て直せたんやと思います。

今村さんは数字で世界を理解する思考回路の持ち主やということがわかりました。

 

政治家としてだめなところ

政治家として経済規模でしか考えられないというのはだめですよね。

今村さんは佐賀県出身で比例の九州ブロックから出てきているようですが、経済規模人口規模が大事なら東京優先の政策しか行えないわけですよ。

九州だけに絞ったとしても、福岡近辺しかいいことはできません、それ以外は規模が小さいから切らないといけないです。

政治家として、規模だけでしか考えられないというのは資質がないということになるんやと思います。規模以外にも人の気持ちやなんやを調整して考えて法律を作ったり行政を進めるのが仕事のはずやのに、それが考えられないと公表してしまった。

それがだめなんやなと。

 

人としてだめなところ

人が亡くなっている事象に対して、規模を比較する。ここまではやることはいいですけど。それに対する評価が「よかった」というところですね。

被害を受けている人たちに対して悪いというのも軽くて、そんなもんじゃなくて、人間を数としてしか判断してませんよということが悪いんじゃないかな。

被害者に限らず国民全体に数でしか見ていませんよと言っていることが悪い。

被害者のことばっかり言うてるけど、周りの人全員のことをその程度にしか、物体としか見ていないよっていうことでしょう。

 

サンデル教授を思い出す

ハーバードのサンデルさんの授業でトロッコの問題が出ていたと思います。

5人が死ぬか1人が死ぬか。

この問題、結論は難しいんですが、一つ言えるのはどちらを選ぶにせよ、いいものではないということです。

けれども、今村大臣の発言は、1人の線路にトロッコを誘導することがいいことですよと言ってしまったわけです。

そういやサンデル教授って政治哲学者でしたね。政治哲学として今村さんはこのモンダの回答として1人の方にトロッコを導くと、そしてそれはいいことだと決めてしまった。

考え方としてはあるのかもしれませんが、それを言っちゃあおしまいよというところでした。

 

「それを言っちゃあおしまいよ」のラインは今後どうなるのか

この、おしまいよのライン、これは教育でも迷うし、人生でも迷うんやろうな。

上の世代の人たちって、感性が全体の空気感に合わないと村八分にして消すことで対応してきたように思います。前に住んでた杉並区のまちづくりのイベントに出てくる人なんか、きれいに消してました。だから話が難しいのよね。まぁこれは別の話か。世代は関係なかったなあれは。

 

とにかく見えないようにして対応していたものが、いまはSNSの進展など、ネットで繋がるようになり見えるようになっています。

そうすると一般論でどうとか、空気感でこうというのはなかなかわからないです。

消していたものが出てきたことで振れ幅が広くなり、今後は「おしまい」のラインがどう動くかわかりません。

ネット社会が島化を進行させて、自分の島の中であれば厳密に定義できるようになり、違うものは排除し合うようになるのか。

はたまた異文化交流がもっと進み、こんな大臣の発言も「考え方のひとつ」で処理するものになるのか。

これは自分にはまだみえていません。島化が進行していくのか、それもどのレベルになるのか。島化が進んで見えるのは今だけで、今後は混ざり合っていくのか。

混ざり合っていきつつ、空気感は保てる。ある程度の空気が共有されてる社会がいいな。

 

結論のようなもの

子供に教えるという観点で考えると、この空気感というものが本当に珍しい。

今村さんの件については

 

人をものと同じ数え方をしたのが悪い

人の命を物質のように数えたのが悪い

これだけは言えると思うのですが、

それ以外の微妙なことについて、教えるのは難しいかな。

理由を言葉にするのも難しいし、それを文章にするのも難しい。