産経賞が大阪杯からこちらに来たようですね。中山2200mの重賞は春がAJCC、秋はこのオールカマー。ヴェルデグリーンのイメージで、この特殊距離が好きな馬が来るんですかね。特殊と言っても宝塚記念、エリザベス女王杯で使われている距離なんですが。
12ハロン路線と10ハロン路線のちょうど中間であるせいで、2000mのG1で好走してるけれども、そこまでで距離が限界の馬は失速するし、2400mのG1でよかったけれども200m短縮されただけで追走に苦労したりと差が出てくるようです。あとは中山の外回りがなんだかおにぎりみたいな形なもんで、それで得意不得意もあるんですかね。
特殊で何が悪いってCMを見かけましたねそういや。
出走馬を見渡してみると、目標が先にある馬とここを勝ちにいきたいけど近走良くない馬とが入り混じって難しいです。大荒れに期待したいところですね。現地では、この後にジョッキーイベントがあるということで、それを楽しむためにもしっかりと当てたいですし、ジョッキーの面々も辛辣なやじが飛んでこないよう、頑張ってもらいたいところです。
出走馬を見渡してみましょう
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うちから見ていくとまずは1枠2番に長距離のスペシャリスト、今年はこの後のメルボルンカップを見据えますアルバート。距離が1000mほど短いか。
2枠4番には、ここに来て安定して走れるようになってきたか、準オープン勝ちから挑むブラックバゴ。2,3歳時に重賞で入着経験がありますが・・・
3枠6番は東京1800m専用機の感じが出てきているルージュバック。毎日王冠ではなくこちらへ。3歳時にエリザベス女王杯で惜しい4着へ来てるんですが、東京1800mの勝ち方を見ると、中山はどうなんでしょうか。中山牝馬ステークスもシュンドルボンにやられましたし。
4枠7番に入った昨年のAJCCの勝ち馬ディサイファももう8歳、今年は2桁着順を拾い続けていますがどうなりますか。
4枠8番はステファノス。大阪杯で2着に来ました、重賞では善戦を繰り返しています。天皇賞は2着、3着と来ているのですが。中山記念で3着に来てるのですが。。
5枠9番に春のAJCC勝ち馬タンタアレグリア、天皇賞にはケガか何かで出られず、ここに直行みたいな感じで出てきています。
7枠14番にモンドインテロ。前走札幌で勝ってきました。この馬も距離が長いところがいいイメージです。400mぐらい短いかな・・・
8枠15番にカフジプリンス、前走の新潟記念では3着に食い込んできました。その前の小倉記念で5着、調子が良さそうです。
この中でどうしようかと考えて印はこんな感じで
本命はデニムアンドルビー
ものすごい差し脚がもう一度見られるかわかりませんが、宝塚記念で2着ですから距離は大丈夫。後は末脚爆発で届くかどうか。
対抗にカフジプリンス
スタートを決めてどこまで粘れるか。マイネルミラノの番手からうまく伸びてくることを期待しています。
3番手にタンタアレグリア
やっぱり2200m得意な馬には要注意
4番手にルージュバック
1800mが得意なんでしょうが、しっかりと脚を溜められれば爆発力はあるはず。取り逃すことも考えてアタマは無しで。
ステファノスは宝塚記念の残り200mでバテたのでやっぱり2000mまでなのかと。